2026年7月28日火曜日

Sheena & the Rokkets - #1 (1979) Full Album

 


Sheena & the Rokkets - #1 (1979) 

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曲目リスト
1 涙のハイウェイ
2 夢みるラグドール
3 レモン・ティー 
  The Yardbirds「The Train Kept A-Rollin'」

4 恋のダイヤモンドリング
5 ボニーとクライドのバラード
6 恋はノーノーノー
7 アイラブユー
8 シュガーリー
  ラスティ・ヨーク(Sugaree)
9 トレイン・トレイン
10 ブルースの気分
11 ブーンブーン
  ジョン・リー・フッカー(Boom Boom)
12 ビールス カプセル
13 400円のロック
14 カモン 
  チャック・ベリー(Come On)

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ChatGPT

#1』(1979年)収録曲のうち、他アーティストのカバーは次の4曲です。それ以外は鮎川誠・柴山俊之らによるオリジナルです。(Guitar Records)

曲名原曲解説
3. レモン・ティーサンハウスサンハウスの代表曲。鮎川誠がサンハウス時代に演奏していた曲で、シーナ&ロケッツ版はテンポを上げ、よりパンキッシュなアレンジになっています。現在ではこちらのバージョンの方が有名です。(ロケット)
8. シュガーリー (Sugaree)Rusty York1959年発表のロカビリー・ナンバー「Sugaree」。エルヴィス・プレスリーもライブで歌ったことがある名曲で、シーナ&ロケッツは原曲の勢いを保ちながらガレージロック色を強めています。(ロケット)
11. ブーンブーン (Boom Boom)John Lee Hooker1962年のシカゴ・ブルース名曲。鮎川誠が敬愛したジョン・リー・フッカーへのオマージュで、シンプルなリフをよりラウドに演奏しています。
14. カモン (Come On)Chuck Berry1961年のチャック・ベリー作品。The Rolling Stonesのデビュー・シングルとしても有名です。シーナ&ロケッツもライブで長年演奏した定番曲でした。(ロケット)

オリジナル曲

以下の10曲はシーナ&ロケッツ(鮎川誠・柴山俊之ら)のオリジナルです。

  • 涙のハイウェイ

  • 夢みるラグドール

  • 恋のダイヤモンドリング

  • ボニーとクライドのバラード

  • 恋はノーノーノー

  • アイラブユー

  • トレイン・トレイン

  • ブルースの気分

  • ビールス・カプセル

  • 400円のロック

このアルバムのルーツ

『#1』はオリジナル中心のアルバムですが、鮎川誠の音楽的ルーツがよく表れています。

  • ブルース:ジョン・リー・フッカー(Boom Boom)

  • ロカビリー:ラスティ・ヨーク(Sugaree)

  • ロックンロール:チャック・ベリー(Come On)

  • 日本のR&B/ブルースロック:サンハウス(レモン・ティー)


この4曲をオリジナル曲と並べて配置することで、「シーナ&ロケッツがどんな音楽を土台にしていたか」がよく分かる構成になっています。

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レモン・ティー

Notion The Train Kept A-Rollin'


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The Train Kept A-Rollin'
元曲、1951 Tiny Bradshaw
「The Train Kept A-Rollin'」
   ↓(オリジナル・ジャンプブルース)が驚くほど激しくカバーされているのですが、
どうしてこんなに激しく変わるのでしょうか?

とても面白い点に気が付きましたね。

実は**「The Train Kept A-Rollin'」は、ロックの歴史そのものを表している曲**なんです。

1951年のオリジナルから1970年代のハードロックまで、同じ曲が時代ごとに「より激しく」進化していきました。(The Current)

① 1951年 Tiny Bradshaw版は「ダンス音楽」だった

Tiny Bradshaw版はジャンプ・ブルースです。

特徴は

  • ホーンセクションが主役
  • シャッフルのリズム
  • ダンスホール向け
  • ギターは脇役

つまり

「列車が走る楽しさ」

を表現した陽気なR&Bでした。

当時はロックというジャンル自体がまだ存在していません。


② 1956年 Johnny Burnette が革命を起こす

ここで曲が一変します。

Johnny Burnette & The Rock and Roll Trio は

  • ホーンを削る
  • ギターを主役にする
  • テンポを速くする
  • ベースを暴れさせる

という大胆なアレンジを行いました。

さらに有名なのが

ギターの歪み(ディストーション)

です。

ギタリスト Paul Burlison のアンプは落とした衝撃で真空管が緩み、それが偶然、荒々しく歪んだ音を生みました。本人はその音を気に入り、わざと再現するようになったと言われています。これはロック黎明期の象徴的な出来事の一つです。(ウィキペディア)

つまり

列車の音がサックスからギターへ置き換わった

のです。


③ イギリスの若者がさらに過激化

1960年代になると

  • Yardbirds
  • The Who
  • Rolling Stones
  • Kinks

などがアメリカのブルースを研究します。

しかし彼らは

「コピーではつまらない」

と思いました。

そこで

Jeff Beck は

  • フィードバック
  • ファズ
  • アーミング
  • 爆音

を加えます。

列車のイメージも

1951年

「シュッシュッ」

だったものが

1965年

「ドガーーーーーン!!」

になります。

Yardbirds版は Johnny Burnette版を土台にしながら、ブルース・ロックやサイケデリック・ロックへ発展させました。(ウィキペディア)


④ なぜ激しくしたのか?

これは当時のロック全体の流れです。

1950年代

「踊るための音楽」

1960年代

「若者が叫ぶ音楽」

1970年代

「爆音で自己表現する音楽」

に変わりました。

だから昔の曲も

もっと

  • 速く
  • 大きく
  • 激しく

演奏されるようになります。


⑤ 「列車」という題材がロック向きだった

この曲は

Train(機関車)

がテーマです。

ロックギタリストは昔から

  • 蒸気機関車
  • エンジン
  • スピード

をギターで表現するのが大好きでした。

例えば

  • ギターのリフ=レール
  • ドラム=車輪
  • ベース=機関車の重量感

として演奏できます。

だからこの曲は

激しく演奏するほど「列車らしく」聞こえる

という面白い特徴があります。


⑥ その後はハードロックの定番に

Yardbirds版は後のロックギタリストに絶大な影響を与えました。

この流れを受けて

  • Led Zeppelin(ライブの定番曲)
  • Aerosmith(代表的カバー)
  • Motörhead(さらに高速化)
  • Metallica(ライブ共演)

などが次々と取り上げています。(The Current)


私が特に面白いと思う点

この曲は「カバー」というより進化のリレーです。

  • Tiny Bradshaw:ジャンプ・ブルースの列車
  • Johnny Burnette:ロカビリーの暴走列車
  • Yardbirds:ブルース・ロックの暴走列車
  • Aerosmith:ハードロックの超特急

というように、各世代が前の世代のアイデアを受け継ぎながら、自分たちの時代のサウンドへ作り替えてきました。

そのため、「The Train Kept A-Rollin'」は単なる名曲ではなく、ロックンロールがR&Bからハードロックへ進化していく歴史を1曲で体験できる、非常に珍しい作品として語り継がれています。


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