2026年5月30日土曜日

Pulsar The Strands of Future 1976 Remaster

 Pulsar The Strands of Future 1976 Remaster

YouTube musicなし




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Gemini 

ご紹介いただいたYouTubeの動画は、フランスのプログレッシブ・ロック(プログレ)バンド、パルサー(Pulsar)が1976年に発表したセカンド・アルバム『未来への糸口(原題:The Strands of Future)』の全編リスニング動画ですね。

このアルバムは、70年代のフレンチ・プログレ界における屈指の名盤として知られています。その魅力をいくつかポイントに分けて解説します。

💡 このアルバムの3大聴きどころ

1. 22分に及ぶ壮大なタイトル曲

アルバムの前半(アナログ盤のA面すべて)を占める1曲目の「The Strands of the Future(22:08)」は彼らの最高傑作です。シンセサイザー、メロトロン、ストリング・アンサンブル(ソリーナ)が何層にも重なり、まるで宇宙の奈落に吸い込まれるような「スペース・ロック」の響きを持っています。

2. ピンク・フロイドとキング・クリムゾンの融合

彼らのサウンドは、よく「ピンク・フロイドの持つ浮遊感・幻想性」と、「初期キング・クリムゾンの持つ哀愁とヘヴィな爆発力」を融合させたようだと言われます。 静かで美しいフルートやアコースティック・ギターの旋律から、突如としてドラマチックで激しいシンフォニック・ロックへと展開する緩急が見事です。

3. フランスならではの耽美主義と静寂

イギリスのバンドに比べて、パルサーの音楽にはどこか退廃的で文学的な香りが漂います。動画の後半(B面にあたる部分)に収録されている「Flight」や「Windows」といった楽曲では、美しいピアノや寂しげなチェロが響き、夢の中にいるような心地よい酩酊(めいてい)感へと誘われます。

🎨 印象的なアルバム・アートワーク

動画の背景にも使われているジャケットのデザインは、彼らのダークでSFチックな世界観を完璧に表しています。 群衆の不気味な青い顔と、中央に描かれた光り輝く後ろ姿。そしてアルバムの中面(動画の18:35あたりから切り替わる画像)に描かれた、吊るされた骨や機械のプラグといった、どこかディストピア(暗黒未来)を予感させるシュールレアリスム的なアートも、この音楽が持つ「冷たさと美しさ」を際立たせています。

🎵 トラックリスト(動画の構成)

動画の31:20あたりにインナースリーブの画像が出てきますが、収録曲は以下の全4曲です。

  1. The Strands of the Future (22:08)

  2. Flight (2:37)

  3. Windows (8:47)

  4. Fool's Failure (10:17)

この時期のフレンチ・プログレ(アトールやアンジュなど)がお好きなら絶対に外せない、そしてピンク・フロイドの『炎〜あなたがここにいてほしい』などの空気感が好きな方にも深く刺さる叙情的な大傑作です。秋の夜長や、部屋を暗くして没頭したい時に最高の1枚と言えます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参考

・午前中の作業BGMは、70s仏シンフォニック・ロックの異才Pulsarの2nd『The Strands of Future』(1976)を久方ぶりに。

邦題は、なぜかJ.G.バラードの短編小説「終着の浜辺(The Terminal Beach)」の流用。また日本盤には、かの松本零士氏のイメージイラストが封入…😵


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このアルバムは、ただの「フランス料理」ではなく、

  • 宇宙

  • 冷たい青

  • メロトロンの霧

  • 終末感

  • 夢と悪夢の境界

  • 静かな官能

を感じる料理が合います。

『The Strands of the Future』は1976年のフレンチ・シンフォニック・プログレの代表作で、メロトロンやシンセサイザーによる幻想的で宇宙的なサウンドが特徴です。特にタイトル曲は「夢幻的」「不穏」「宇宙的」と評されることが多く、フランス的なロマン主義と冷たい宇宙空間が同居しています。 (progarchives.com)

そこでGP的には、

「パリのビストロ料理」

よりも、

「月夜の古城で食べる料理」

が似合います。


① フランス風 温製ポワローとじゃがいものヴィシソワーズ

最もアルバムに合う一皿。

冷たい宇宙と温かな人間性。

まさにPulsarです。

材料(1人分)

  • じゃがいも 150g

  • 長ネギ(白い部分)1本

  • 牛乳 200ml

  • バター 10g

  • 塩 少々

  • 白胡椒 少々

下準備

  • じゃがいも薄切り

  • ネギ薄切り

手順

① バターでネギを弱火で15分炒める

② じゃがいもを加える

③ 水200mlで煮る

④ 柔らかくなったら潰す

⑤ 牛乳を加える

⑥ 塩胡椒で調整

⑦ 少し冷まして飲む


聴く曲

『Windows』

静かなフルートと非常に相性が良いです。 (Pulsar)


② 鴨肉とブルーベリーの赤ワイン煮

アルバムジャケット右側の

青黒い宇宙

そのままの料理。

材料

  • 鴨肉 150g

  • ブルーベリー 50g

  • 赤ワイン 100ml

  • バター 10g

  • 玉ねぎ 1/4個

下準備

  • 玉ねぎ薄切り

手順

① 玉ねぎを炒める

② 鴨肉を焼く

③ ワイン投入

④ ブルーベリー投入

⑤ 20分煮込む

⑥ バターで仕上げる


味のイメージ

最初は甘い

後から苦味

最後に余韻

まさにPulsarのメロトロンです。 (Echoes)


③ サーモンとフェンネルの銀河サラダ

宇宙系プログレに最適。

材料

  • スモークサーモン 80g

  • フェンネル 少量

  • レモン

  • オリーブオイル

  • ディル

手順

全部和えるだけ。


ポイント

フェンネルの香りが

「シンセサイザーの霧」

になります。

Pulsarの浮遊感そのものです。


④ マッシュルームのクリーム・フリカッセ

暗い森。

夜。

冬。

フランスの幻想文学。

材料

  • マッシュルーム 150g

  • 生クリーム 100ml

  • バター

  • 白ワイン

手順

① バターで炒める

② 白ワイン

③ 生クリーム

④ 煮詰める


『Fool's Failure』

の不穏な展開に合います。 (Pulsar)


⑤ フランス風 黒いオニオングラタンスープ

GP式おすすめ。

アルバムの青黒い世界そのもの。

材料

  • 玉ねぎ 2個

  • バター 20g

  • 赤ワイン 少量

  • コンソメ

  • バゲット

  • チーズ

手順

① 玉ねぎを40分飴色まで炒める

② ワインを少量

③ スープ化

④ パンとチーズを乗せる

⑤ 焼く


この料理は

「宇宙の寒さ」

「人間の温もり」

というアルバム全体の流れに近いです。


GP式ペアリング

前半

『The Strands of the Future』

  • ヴィシソワーズ

  • サーモンサラダ


中盤

『Flight』

  • 白ワイン

  • サーモンサラダ


後半

『Fool's Failure』

  • 鴨の赤ワイン煮

  • 黒いオニオングラタン


特におすすめなのは、

「黒いオニオングラタンスープ+赤ワイン+部屋を暗くしてアルバム通し聴き」

です。

ジャケットの青い異形の群像と、宇宙を漂うようなメロトロンの響きが、スープの焦がし玉ねぎの甘苦さと不思議なくらい重なります。 (progarchives.com)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



0 件のコメント:

コメントを投稿