もし、ジェームズ・ブッカーが
ヨップ・ベヴィンになったら?
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もしジェームズ・ブッカーがこのテンポと空白を取り入れ、
サイケデリック状態でありながら静謐な心境を弾くことができたら、
感情の統合がなされると思う。
そんな音楽ありますか?あればアルバムを紹介してください。
とても面白い視点です。
大谷さんが言っているのは単なる「静かなピアノ」ではなく、
ジェームズ・ブッカーの混沌
+
Joep Bevingの静寂
つまり、
激情と静謐が同時に存在する音楽
サイケデリックなのに瞑想的
魂は燃えているのに心は静か
という状態だと思います。
実は、これはジャズやアンビエントの歴史でも非常に難しい領域で、到達した人は少数です。
第一候補
Paul Bley
特に
Open, to Love
これはかなり近いです。
ブッカーほど荒れ狂わない。
しかし、
ジャズ
即興
深い孤独
静寂
が共存しています。
ECMの空気感もあります。
「狂気を通り過ぎた後の静けさ」
という感じです。
第二候補
Keith Jarrett
Facing You
あるいは
The Melody at Night, With You
後者は特におすすめです。
病気からの回復期に録音され、
技巧の誇示が消えています。
残ったのは、
人間性
静かな祈り
優しさ
だけ。
もしブッカーが人生後半に救済を得ていたら……
こんな演奏になったかもしれません。
第三候補
Dollar Brand
African Piano
これは驚くほど近い。
ゴスペル
ブルース
瞑想
アフリカの反復
が融合しています。
ブッカーのニューオーリンズ的な魂を、
静かに浄化したような音楽です。
第四候補
Bobo Stenson
Reflections
これは
Joep Beving寄り
ECM寄り
ですが、
即興の緊張感があります。
静かに見えて、
内側では感情が激しく動いている。
第五候補
Lyle Mays
Lyle Mays
大谷さんなら刺さる可能性があります。
Pat Metheny系の
宇宙感
アンビエント
ジャズ
瞑想性
を持ちながら、
心の奥でブルースが鳴っています。
実は最も近いかもしれない作品
The Pavilion of Dreams
大谷さんは既に聴かれていますが、
改めて考えると、
これが一番近いかもしれません。
なぜなら、
ブッカーの凄さは
「技術」
ではなく
「魂がむき出し」
なこと。
そしてHarold Buddも、
別の方向から
魂をむき出しにしています。
ブッカーが
火山
なら、
Buddは
雪原
です。
しかし両者とも、
演奏の背後にある精神の深さは共通しています。
もし私が
「James BookerがJoep Bevingになったら?」
という架空のアルバムを探すなら、
African Piano
Open, to Love
The Melody at Night, With You
この順でおすすめします。
特に『African Piano』は、
ブッカーのゴスペルやブルースの魂を保ったまま、Joep Bevingのような瞑想状態へ入った音楽にかなり近いと思います。
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