2026年6月2日火曜日

The Equatorial Stars

Fripp & Eno - The Equatorial Stars (5 Hour Time-Stretched Version) [Full Album]

YouTube:5時間 music:8曲48分こっちの方が全然いい。

 最初YouTubeを聴き、ながらベッドに入って寝た。睡眠を誘導するには不安な感じの音。

amazonレビューに「このアルバムは1975年のみずみずしくのどかで優れた『Evening Star』の再現となっている。」とあり、YouTubeでアルバムでなくEvening Starという曲を聴いた。
聴きやすく、音でなく、ちゃんと音楽として感じる。


次にamazon musicを聴いた。
全く別物。

ChatGPTに確認


原曲と聴き比べると、オリジナルの曲ををそのまま、引き伸ばしているようです。どうでしょうか?

はい、その可能性がかなり高いです。

実際に動画タイトル自体が

Fripp & Eno - The Equatorial Stars (5 Hour Time-Stretched Version) [Full Album] (YouTube)

となっていて、「Time-Stretched Version(時間引き伸ばし版)」と明記されています。(YouTube)

音楽制作で Time Stretch(タイムストレッチ) というのは、

  • 音程(ピッチ)はなるべく変えず

  • 再生時間だけ長くする

処理のことです。

つまり、

  • 原曲の音素材

  • 原曲の構成

  • 原曲の演奏

は基本的にそのままで、

音の変化速度だけを遅くしている状態です。


アンビエント系の YouTube ではかなりよく行われる手法です。

例えば、

  • Brian Eno の『Thursday Afternoon』

  • Brian Eno の『Stars』

  • Robert Fripp & Brian Eno の『Evening Star』

なども「6時間版」「8時間版」に引き伸ばされた動画が多数あります。(YouTube)


面白いのは、

『The Equatorial Stars』自体が元々かなりスローなアンビエント作品なので、

普通のロック曲を5倍に伸ばした時のような

  • リズム崩壊

  • 不自然な残響

が目立ちにくいことです。

むしろ、

  • ドローン

  • 残響

  • 倍音

  • 音の尾

が拡大されて、

「もともとそういう作品だったのでは?」

と思うくらい自然に聴こえる場合があります。


GP式で言うと、

原曲が

「音の霧の中からギターが浮かぶ」

作品だとすると、

5時間版は

「その霧の中に入り込んで散歩する」

感覚です。

だから聴き比べると、

新しい演奏が追加されているというより、

原曲を極端にスローモーション化して、音の内部構造を拡大鏡で眺めている

感じに近いと思います。

特に『The Equatorial Stars』は元から時間感覚が曖昧な作品なので、タイムストレッチとの相性が非常に良いですね。

 まるで、スープをのばして作ったお吸い物みたい。
元の味とは全然違うけど、香りは感じられる。


なるほど。その違いは大きいですね。

先ほどの「出汁で伸ばしたお吸い物」だと、

  • 薄くなっても旨味は残る

  • 新しい味わいとして成立する

  • 香りや余韻がむしろ見えやすくなる

というイメージでした。

でも今回の5時間版についてのGPの感想は、

「出汁で伸ばした」のではなく、
「5倍のお湯で薄めた」

ですね。

料理で例えると、

濃厚なガンボを

  • 出汁で伸ばした → ガンボ風スープ

  • お湯で伸ばした → ガンボの記憶が残る色付きのお湯

くらい違います。

音楽的にも、

良いタイムストレッチ作品は

  • 新しい倍音が現れる

  • 音の内部構造が見える

  • 別作品として成立する

ことがあります。

一方で単純に5倍に引き伸ばしただけだと、

  • 展開が消える

  • 緊張感が消える

  • 音の密度が極端に下がる

ので、

「ああ、元はこの曲だったな」

という香りだけが残ることがあります。

GPが普段やっている料理実験で言えば、

フェセンジュンやガンボを薄味化したときも、

ただ水を足すだけでは面白くなくて、

  • 香りを補う

  • 酸を加える

  • ハーブを足す

  • 出汁を加える

ことで「アンビエント料理」として成立させていますよね。

今回の5時間版は、

その補強をせずに

「原曲をそのまま5倍に希釈した」

印象に近いのでしょう。

だから感想としては、

原曲の香りは漂う。

でも、新しい旨味や発見はあまり増えていない。

まるで濃いスープを5倍のお湯で割ったようだ。

という表現がかなりしっくりきます。

逆に面白いのは、あなたが以前から言っている「アンビエント料理」は単なる薄味ではなく、

薄めても成立するよう再設計すること

だという点です。

その視点で見ると、この5時間版は「アンビエント化」ではなく、

「希釈」

という評価になりますね。これは料理実験をたくさんしている人ならではの鋭い聴き方だと思います。


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amazon
曲目リスト
1 Meissa
2 Lyra
3 Tarazed
4 Lupus
5 Ankaa
6 Altair
7 Terebellum

内容紹介
32 years after their Vanguard album NO PUSSYFOOTING Robert Fripp and Brian Eno came together in 2004 to compose and perform seven new sounscapes on THE EQUATORIAL STARS. Produced by Brian Eno, this album, whose textures and atmospheres from the heart of each track, subtly changing, allowing space for Fripp's guitar solos and sounds to emerge from the center, give Fripp & Eno the opportunity to redefine an area of music they helped launch into the mainstream in the first place.

ChatGPT 翻訳

ロバート・フリップとブライアン・イーノは、Vanguard盤『NO PUSSYFOOTING』発表から32年後の2004年に再び集い、『THE EQUATORIAL STARS』のために7つの新しいサウンドスケープを作曲・演奏しました。

ブライアン・イーノがプロデュースしたこのアルバムでは、各曲の核となる質感(テクスチャ)と空気感(アトモスフィア)が微妙に変化し続けながら展開していきます。その広々とした音響空間の中から、フリップのギターによるソロやさまざまな音が中心部から浮かび上がるように現れます。

本作によってフリップ&イーノは、かつて自らが世に広めるきっかけを作った音楽領域を、あらためて再定義する機会を得たのです。


GP式に意訳すると

『ノー・プッシーフッティング』から32年。
ロバート・フリップとブライアン・イーノは再び出会い、『ジ・エクアトリアル・スターズ』で7つの静かな音の風景を描いた。

イーノが織り上げるゆっくりと変化する音の霧の中から、フリップのギターがまるで星の光のように現れては消える。

それは派手な演奏を聴かせる作品ではなく、音そのものが呼吸する空間を味わう作品である。

そして二人は、アンビエント・ミュージックという自ら切り開いた世界を、成熟した視点からもう一度見つめ直している。


ロバート・フリップは、イングランド出身のミュージシャン、ギタリスト、作曲家。プログレッシブ・ロックを代表するバンドであるキング・クリムゾンのギタリスト兼リーダーである。ウキペディアより

Amazonレビュー

 ブライアン・イーノが1970年代に作りだしたアンビエント・ミュージックは、その後、実につまらない曲が数多く作られてきたので、実際はこのジャンルが彩りに満ちた音楽だと思い出すことが難しい場合もある。そしてミスター・イーノが生みだしたクリックでできあがる不明瞭な音は、現代のコンピュータ・ソフトウエアでしか作りだすしかないこともある一方で、このアルバムは1975年のみずみずしくのどかで優れた『Evening Star』の再現となっている。このデュオはやり残したことを、物憂げな恵みの曲を集めたこのふさわしいタイトルのアルバムで実現させている。たとえばクランキー・レーベルがリリースしているような現代のアンビエント・ミュージックのファンはもう少し“あいまいにやっていい”と思うかもしれない。しかし、他のジャンル(たとえばブルーグラス)と同じレベルでアンビエント・ミュージックを見つめれば、このアルバムはこのジャンルの創始者(たとえばビル・モンローやラルフ・スタンレー)の作品を聞いているようなもので、夕陽を見ながら裏手のポーチで静かにジャムしているようなものである。そして本作品に欠点を見つけることは難しく、意識して気取りを省いた出来のいい作品となっている。(Mike McGonigal, Amazon.com)


天空のハーモニー byいちのすけ

キング・クリムゾンのリーダーでありギタリストのロバート・フリップと
元ロキシー・ミュージック、アンビエントの始祖、ノー・ニューヨークの仕掛け人
ブライアン・イーノとのコラボ・ユニット。
1975年のEvening Star以来30年ぶりとなる二人の共演である。
「赤道の星」と名付けられた本作。
驚くほど肩の力の入っていないそれでいて素晴らしく美しい作品だ。
実験的な試みを繰り返してきた二人がそのプレイの質で描き出す
壮大なサウンド・スケープ。
ナイーブかつクリア、伸びやかななトーンをつま弾く
フリップのギター。
静寂からやってくるイーノが操るアンビエントなエレメンツ。
それらが高次元で出偶い壮大な天球に光を放つ。
その光は1等星や2等星だけではなく
3等星から5等星まであり
ほのかに光りつつ揺らぎ
天空のハーモニーを奏でる。
まるで闇の中で天球の中間に位置し
その光の一つひとつを愛でるかのようだ。
そのスピリチュアルなアプローチは
天を抜け、神話の世界に
繋がっているような想いがする。

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