The Moon and the Melodies
きっかけ
Taking Tiger Mountain (By Strategy) をamazonで聴いて、次に紹介された。
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The Moon and the Melodies(1986)
これは、Cocteau Twins と Harold Budd の共作アルバムです。
1986年に発売されましたが、実は「Cocteau Twins名義」ではなく、
ハロルド・バッド
Elizabeth Fraser
Robin Guthrie
Simon Raymonde
の個人名でクレジットされています。もともとは異ジャンルの音楽家を組み合わせる企画から生まれた作品でした。(ウィキペディア)
GP式ひとことで言うと
「コクトー・ツインズの夢の海に、ハロルド・バッドのピアノの霧が降りたアルバム」
です。
コクトー・ツインズ側
浮遊するギター
天使のような声
ドリームポップ
ハロルド・バッド側
残響だらけのピアノ
静寂
アンビエント
この二つが完全に溶け合っています。アンビエントとドリームポップの境界線が消えてしまったような作品です。(ウィキペディア)
GP式料理たとえ
以前GPが話した
「5倍のお湯で伸ばしたお吸い物」
という表現がありますね。
このアルバムはむしろ
「極上の出汁で作った薄味のスープ」
です。
味は薄い。
でも香りがどこまでも続く。
ユーザーさんが好きな
ララージ
イーノ
Fripp & Eno
Eventide
あたりが好きならかなり刺さる作品です。
曲ごとの解説
1. Sea, Swallow Me
アルバム唯一の「名曲」と言われることが多い曲。
エリザベス・フレイザーの歌が全面に出ています。
コクトー・ツインズらしさが最も強い。後年のファン人気も非常に高いです。(Eric Roosendaal)
2. Memory Gongs
霧。
ひたすら霧。
音楽というより風景。
夜明け前の湖。
3. Why Do You Love Me?
アンビエントとポップの中間。
静かながら親しみやすい。
4. Eyes Are Mosaics
幻想的な歌入り。
歌詞を聴くというより声そのものを聴く曲。
5. She Will Destroy You
少し暗い。
サックスが入り始めてジャズ的な気配もあります。(ウィキペディア)
6. The Ghost Has No Home
アルバムの核心。
幽霊が漂うような音。
まさにアンビエント。
7. Bloody and Blunt
短いインスト。
夢の断片。
8. Ooze Out and Away, Onehow
静かに消えていくエンディング。
映画のエンドロールのよう。
このアルバムが好きなら
ハロルド・バッド作品なら
The Pearl
Lovely Thunder
コクトー・ツインズなら
Victorialand
Blue Bell Knoll
がおすすめです。特に『Victorialand』は兄弟アルバムのような関係です。(FLOOD)
Notion DB登録用
ユーザーさんの「音のないラジオ」向けならこんな感じがおすすめです。
基本情報
アルバム名:The Moon and the Melodies
アーティスト:Harold Budd / Elizabeth Fraser / Robin Guthrie / Simon Raymonde
発表年:1986
国:
アメリカ(Harold Budd)
イギリス(Cocteau Twins)
エリア:
北アメリカ
ヨーロッパ
タイプ:スタジオアルバム
ジャンル
アンビエント
ドリームポップ
エセリアル・ウェーブ
アンビエント・ポップ
音の特徴
残響の長いピアノ
霞んだギター
天使的ボーカル
静かなサックス
浮遊感
雰囲気タグ
夢
月夜
霧
幽玄
水辺
夜明け
静寂
瞑想
透明感
GP式音楽構造分析
音の特徴
ピアノの余韻
ギターのドローン
非言語的ボーカル
リズム
ほぼ消失
空間
非常に広い
温度
やや冷たい
明暗
暗70:明30
近い作品
Ambient 2: The Plateaux of Mirror
The Pearl
Victorialand
No Pussyfooting
GP評価メモ
月明かりの海を漂うような作品。
コクトー・ツインズの幻想性とハロルド・バッドの静寂が完全に融合した、アンビエント・ドリームポップの名盤。
「聴く」というより「浸る」アルバム。
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