PICTURES AT AN EXHIBITION
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『Pictures at an Exhibition(展覧会の絵)』解説
Pictures at an Exhibition
アーティスト
Emerson, Lake & Palmer(ELP)
発売年
1971年
ジャンル
プログレッシブ・ロック
クラシック・ロック
シンフォニック・ロック
国
United Kingdom
アルバム概要
ロシアの作曲家
Modest Mussorgsky
が1874年に作曲したピアノ組曲
Pictures at an Exhibition
を、ELPが大胆にロック化したライブアルバムです。
単なるクラシックの演奏ではなく、
ハモンドオルガン
ムーグシンセサイザー
ロックドラム
エレクトリックギター
ボーカル
を加え、
「クラシックとロックの融合」
を強烈に打ち出した歴史的作品です。
ELP初期の代表作であり、
キース・エマーソンの超絶キーボード
グレッグ・レイクの歌唱
カール・パーマーの技巧的ドラミング
がすでに完成されています。
Notion用DB項目
基本情報
タイトル:Pictures at an Exhibition
アーティスト:Emerson, Lake & Palmer
発表年:1971
国:イギリス
ジャンル:
プログレッシブ・ロック
シンフォニック・ロック
クラシック・ロック
タイプ:ライブアルバム
関連人物
Keith Emerson
Greg Lake
Carl Palmer
Modest Mussorgsky
全曲リスト
ELP版では以下の流れで演奏されます。
1. Promenade
(プロムナード)
展覧会を歩く作曲者自身を表現したテーマ。
アルバム全体を貫くメインモチーフです。
2. The Gnome
(小人)
不気味でせわしない小人。
キースのオルガンが暴れ回ります。
3. Promenade
短い再現。
4. The Sage
(賢者)
グレッグ・レイクによるアコースティックギター独奏。
非常に美しい休息地点。
ELP屈指の名演です。
5. The Old Castle
(古城)
中世の城を眺める場面。
幻想的で叙情的。
6. Blues Variation
ELPオリジナル。
ムソルグスキーには存在しません。
キース・エマーソンのジャズ・ブルース的即興演奏。
7. Promenade
再びテーマ。
8. The Hut of Baba Yaga
(バーバ・ヤーガの小屋)
ロシア民話の魔女。
アルバム最大級の迫力。
ハードロックに近い攻撃性があります。
9. The Curse of Baba Yaga
ELPオリジナル拡張部分。
激しいインタープレイ。
10. The Hut of Baba Yaga(Reprise)
テーマ再現。
11. The Great Gates of Kiev
(キエフの大門)
壮大なフィナーレ。
ELP版のハイライト。
12. The End
ELPオリジナルのボーカル曲。
有名な歌詞
No man yields who flies in my ship
で締めくくられます。
GP式 音楽構造分析
音の特徴
重厚なハモンドオルガン
初期ムーグシンセ
力強いドラム
クラシック的展開
リズム
頻繁なテンポチェンジ
クラシック由来の変拍子感
空間
大聖堂
城
神話世界
ロシア民話
を思わせるスケール感。
雰囲気タグ
壮大
荘厳
神秘
幻想的
劇的
クラシカル
シンフォニック
GP的おすすめポイント
もしGPさんが最近聴いている
Brian Eno
Harold Budd
Anthony Phillips
のような「空間を味わう音楽」の延長で聴くと面白いです。
ただし方向性は正反対で、
イーノ=余白
ハロルド・バッド=静寂
アンソニー・フィリップス=牧歌
に対し、
ELPの『展覧会の絵』は「巨大な宮殿を建てる音楽」
です。
アンビエントがお吸い物なら、
『展覧会の絵』は祭りの日のフルコース。
特に
The Sage
The Old Castle
The Great Gates of Kiev
の流れは、50年以上経った今でも圧倒的です。特に「The Great Gates of Kiev」は、プログレ史上屈指の名演として知られています。
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